• 皆さんごきげんよう

    ちょうど一年と半年
    レッスンのご受講を始められる際に
    どれくらいの期間受講するかは、もう決めています
    と話していた生徒さんとの
    最後のレッスンが終わりました

    Working holidayでヨーロッパに行くまで
    ゆっくり、じっくり英語を勉強していきたいと
    目標をしっかり掲げてのスタートでした

    先生と出会えて
    英語が好きになりました

    嬉しいですね

    その若さと謙虚さと
    好奇心と向上心で
    きっとこれからもっともっと
    どんどんずんどこ英語が上達していくんだろうな

    いつか必ずまた会いましょうねと言って
    お別れしました

    寒空(六月なのに!!)の下
    その姿が見えなくなるまで
    見送りました

    I know I’ll miss you so much.
    Take great care of yourself!

    どうにも、モヤモヤ

    参加予定です !と事前に連絡を頂いていた
    親子クラスの生徒さん(親子)
    レッスンが始まる遅くとも5分前には
    いつも来てくれるのに
    待てど暮らせど、お二人が来そうな気配がありません
    ちょっと心配になったので
    目の前にいる生徒さんたちにお断りをして
    テキストメッセージを送って様子を伺うことに

    しばらくして
    「すみません、同居のおばあちゃんが…バタバタして連絡を
    失念してしまい…」と返信がありました

    この一見すると、そこまで複雑に思えない文章を
    いざ英語で置き換えるとなると
    少し厄介なことがあるのです
    何だかわかりますか?

    いちいち、お願いします

    この「同居のおばあちゃん」はいったい誰のことを言っているのでしょうか

    1.保護者さん(子供のお母さん)の「おばあちゃん」なのか
    2.子供からみた「おばあちゃん」のことを指しているのか
    3.子供のお父さん側の「おばあちゃん」かもしれないし
    4.子供のお父さんのお母さん=「おばあちゃん」ということもあり得る…

    日本語の場合は、いちいち「誰のおばあちゃん」であるかを
    言わなくてもちゃんと相手が分かってくれる=察してくれる、ことが
    しょっちゅう起こります(あるいは、そこのところ、気になるけれど
    あえて突っ込まない、ということもよくやりますね)

    でも、残念ながら英語では同じようにはいきません
    きちんと「誰の」おばあちゃんなのか
    表してあげる必要があります
    そうじゃなければ、どのみち訊かれることになるでしょう
    「ところで、誰のおばあちゃんの話をしてるの?」という具合に

    なお、おばあちゃんだけの話ではなく
    宿題homeworkも、いちいち「誰の」宿題をするのか、という言い方をします
    I do my homework after dinner.
    一言一句、直訳をすると「わたしは、わたしの宿題をする」となります
    あなたがあなたの宿題をするのは当たり前でしょう、と
    突っ込みたくなりますね
    ちなみに、通常このmyは「そこにあるけれど、日本語には訳さない」扱いをします

    「ほら、僕さ、これから、僕のお昼ご飯を食べなくちゃならないから、
    今ちょっと忙しいからあとでね」とか言われると
    だれもあなたのLunchを盗んだりしませんけどね、って思っちゃう
    でもこれが英語では必要なのです

    まとめ

    日本語感覚では「いちいち言わなくてもわかるよね」について
    英語ではそうはいきません
    きちんと、いちいち「誰の」という部分を表現するように心がけましょう
    反対に、英語を日本語に置き換えるときは、文章中のすべての単語を
    日本語変換すると、へんてこな日本語になることがよく起こるので
    そんなときは「見て見ぬふりする単語」がないか、よく確認してみてください

    早速きょうからでも
    日本語と英語それぞれの違いに注意を払いましょう
    より正確な英語の理解、発信に役立つに違いありません☺