• 発音のあれこれ

    毎月発行している教室だより
    (受講生さんのみに配布しています)
    毎回何かしら英語に関することを
    わたしなりの言葉で綴っています

    今回は新年度ということもあり
    新たな気持ちで英語を学びたい、という方に向けて
    英語の発音について『これを知ってるのと
    知らないのとでは、大違いですよ!!』という
    決まり事に触れています

    英語が苦手だ、と公言する人の多くが
    英語らしい発音やイントネーションに不慣れなため
    場合によっては『ノンネイティブの英語が非常に分かり易くて
    ありがたい!」なんて言ってる方もいたりしますが、
    これはとても残念!
    せっかく英語を学んでいるのですから
    どんな人にも通じる英語を目指して欲しい!と思います

    私たち日本人はどう頑張っても本物のEnglish speakerには
    なれませんが、あきらめず、より良くしていこうと努力を続ければ
    けっこういい感じの線まで持っていけると、(経験上)思うのです

    そう、開き直って『ええ、どうせ私はカタカナ発音ですよ』ではなく。

    つながる・消える 英語の音

    日本語では、書かれた文字は全て
    見た目のとおり発音をするのに対し
    英語では、書かれた文字と発音の仕方が
    一致しないことが起こります

    例えば、hot teaのように
    同じ音(この場合はt)が隣り合わせになった場合には
    手前の音が抜け落ちます
    そう、手前のtは発音しないのです
    似たような音が隣り合わせになった時も同様です
    tthや、dtなどです)

    また、put on のように、子音+母音と並ぶ場合は
    (この場合はto)繋がって発音されます
    二つの単語が[ひとかたまり〕になるようなイメージです

    律儀でまじめな日本人は、英文を見ると
    見た目通り、書かれている通り
    きちんと全て発音したくなるのですが
    そうすることで、より難しく、そして不自然なリズムを
    生み出してしまっているのです
    正しく発音できなければ、当然聞き取りも難しくなるわけです
    ここがリンクしているということも
    肝に銘じておきたいところ
    まさに、耳が痛い!という人もいらっしゃることでしょう(笑)

    今回は発音について
    二つのルール 〔抜け落ちる音〕と〔つながる音〕について
    説明をしましたが、流れるような美しい英語のリズムを生み出す
    仕組みには、もういくつか覚えておきたいことがあります

    それについては、次回ご説明差し上げようと思います
    いっぺんにお伝えしたのでは
    あたまがパンパンになっちゃいますからね

    焦らずじっくり、確実に。
    次回の更新をお楽しみに!